「2015年11月」の記事一覧

【熊野古道を歩こう】6~尼将軍供養塔

国道42号線から那智の滝方面へのびる「県道46号線」に沿ってご紹介していく、【熊野古道を歩こう】シリーズ(*’ω’*)
第6回は再び史跡系のご紹介をしたいと思います。

前回ご紹介しました『田んぼのそばの温泉』から県道にもどり、那智山方面へ1キロ程度。
右手に少し開けた場所があり、平成23年の台風第12号の災害で亡くなった方の慰霊碑が建てられています。
(左手に流れているのは那智参詣曼荼羅にも描かれている『那智川』です)
なお、慰霊碑のあるあたりは『魚の首(うおのくび)』という名前がついています。
昔、大地震で津波が起こり、引いた後に、木々の枝に魚の首がひっかかっていた ……というのが由来なんですって。
町内でも本当に近辺の人しか言わないみたいで、勝浦の人には「何その怖い名前!」と言われます(|||´Д`)

ちなみに魚の首までが井関地区、魚の首以降が市野々地区になります。
閑話休題。 その魚の首から右手の道に入ると、旧道になります。
「ふだらく霊園」という看板を通り過ぎた後、旧道からさらに右手に登る道があり……
写真は入り口部分ですが、ここを登ったところに『尼将軍供養塔』があります。

尼将軍供養塔

『尼将軍』とは、ご存知、源頼朝の正室・北条政子のことです。
夫の死後、出家してからも政治の実験を握ったとして有名ですね(*´ω`*)
この供養塔は、北条政子が病がちな我が子・源実朝の平癒を願って、建保6年(1218年)に建立されたと伝わっています。
地元では祠自体が『尼将軍』と呼ばれていて、石に願い事を書いて納めれば叶うと言われています。

◆◆◆尼将軍供養塔
場所:JR那智駅から那智山方面へ 県道46号線から市野々旧道にはいったところ
かつうら御苑からの所要時間:お車で10分程度