「2015年11月」の記事一覧

【熊野古道を歩こう】3~補陀落山寺《3》

補陀落山寺のすぐ隣に神社がありまして……
その名も『熊野三所大神社』!

熊野三所大神社

おおぅ、名前からしてすごそう(;´Д`)
も、もしかして、全国にある熊野神社の総本山がこことか!?
なんてことは特にないみたいですが
「熊野三山」として知られている熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社、それぞれのご祭神である、夫須美大神・家津美御子大神・速玉大神の三神を主祭神とすることが名称の由来とされています。
主祭神像三躯、は国の重要文化財に指定されているそうです。

熊野三所大神社

だからお参りするところも3つ!
前回ご紹介した「補陀落山寺」とともに、平安時代から書物に名前が載っておりまして、古くから「補陀落渡海」の前に行者が参拝したり、熊野詣で訪れた人が、熊野那智大社への参拝前に立ち寄って身を清めたりしたとの記録があります。

九十九王子のひとつである浜の宮王子の社跡に建つため、浜の宮大神社(はまのみやおおみわしろ)とも呼ばれる。
(Wikipediaより)

へぇ~>( ´¬`)

熊野三所大神社

地元では「浜の宮の神社」っていう人が一番多い気がします。
何のひねりもないですね……(*´ω`*)
ちなみに『九十九王子(くじゅうくおうじ)』というのは

熊野古道沿いに在する神社のうち、主に12世紀から13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社をいう。
参詣者の守護が祈願された。(Wikipediaより)

なお、シリーズで紹介予定の県道沿いコースでは、この後2箇所の「王子」があります。
『九十九』は数が多いという表現で使われていて、実際は90もないらしいです。
熊野那智大社と那智山青岸渡寺が隣接しているので、神社とお寺がくっついているのは普通だと長年思っていたのですが、実は珍しいそうですね。

熊野信仰は、神道や仏教や修験道が混然一体となってつくられた、神仏習合。
明治の神仏分離で完全分離になったところも多いですが、いたるところで神仏習合の名残が残っています。
この『熊野三所大神社』もそんな名残を見ることが出来る場所。
那智の滝観光に行かれる通り道ですので、立ち寄ってみてはいかがですか?

◆◆◆熊野三所大神社
場所:JR那智駅から那智山方面へ 県道46号線沿い
かつうら御苑からの所要時間:お車で3分程度