「2015年10月」の記事一覧

富士山が見える最遠の地

北海道では雪が吹雪いている地域もあるようですが、南紀勝浦は全体的に暖かいので雪はほとんど降りません。
(たまーに5ミリぐらい雪が積もると、みんなそれしか話題がないみたいに騒ぎます(笑)

さてさて、南紀勝浦には4つの「日本一」があるのをご存知でしょうか?
一つめは世界遺産にも指定されている、落差日本一(133m)の滝の『那智の滝』。
二つめはまぐろの水揚げ量日本一の『勝浦漁港』。
三つめ、上二つに比べるとマイナーな、日本一短い川『ぶつぶつ川』。
そして四つめが、富士山が肉眼で見える日本一遠い場所『色川富士見峠』。

はいそこ、「また色川ネタかよ!」とか思わない!
町内でも、勝浦ネタや那智山周辺ネタはいろんなところで取り挙げられすぎてて、ネタかぶりしやすいんです(;´Д`)

……話がそれました。
それにしても、和歌山からあんなに遠くの富士山が見えるなんて???
そして地元民にほぼ知られてないこの事実、これは確認しないといけません。

妙法山の色川小麦峠は色川富士見峠と呼ばれ、
那智勝浦町によると最も遠くから富士山が見える場所
(富士山頂からの距離は322.9キロで、一番遠く最も西にある)とされる
(Wikiペディア-那智勝浦町のページより引用)

はあ、そうなんですか……
しかし、色川の人(何世代にも渡って住んでいる方たち)に聞いても、みな首をかしげるだけなのです(´・ω・`)
「きいたこともない」といわれる始末。
なんで? 有名なことじゃないの?

ネットで調べるうち、ある程度謎が解明できました。
まず、ネットによく載っている「妙法山の富士見峠」というのが間違いらしいのです。
正確には、「妙法山」という山からみて北西にある「富士見峠」であって『妙法山にある峠』ではないのですね。
これは撮影した方のWEBサイトに詳細が載っています。
撮影者さんの表現が、間違ってメディアに紹介されてしまった感じなんですね(´・ω・`)

▼撮影した方のWEBサイト「田代博のホームページ」様
http://yamao.lolipop.jp/fuji/saien/saien.htm

そして「きいたこともない」とまで言われた富士見峠、これは2001年に『小麦峠』から『富士見峠』に名称変更がされていました。
(富士山が見える最遠の地になってから改称したそうです)
あああ、16年前の改称なら、地元のお年よりは気づいてないかもしれない(;´Д`)
(20年前に改称された『ブルービーチ那智』も通じない方もいます……)

さらに複数の方に聞いたところ、地元の人は「小麦平(こむぎだいら)」と呼んでいることも判明。
とはいえ、特に道も民家もないところだったので、昔から住んでいる方しか知らないかもしれません。
現在では、那智高原から富士見台展望台までの道が整備されています。
実際に富士山がご覧頂けるのは、雲がでてなくて、冬の早朝の空気の澄んでいるときのみ。
なかなか厳しい条件ではありますが、興味のある方はいかがでしょうか?

◇◇◇かつうら御苑からの所要時間◇◇◇
かつうら御苑~那智高原まで:車で45分程度
那智高原~展望台まで:徒歩1時間程度