【熊野古道を歩こう】4~県道沿いの温泉

国道42号線から那智の滝方面へのびる「県道46号線」に沿ってご紹介していく、【熊野古道を歩こう】シリーズ、第4回は歴史から一度離れて、おもしろ系に行ってみようと思います。

熊野曼荼羅

今回ご紹介しますのは「那智参詣曼荼羅」でいうとこの辺り。
熊野詣が盛んだった時代、熊野古道にはいくつもの関所があったそうです。
曼荼羅には、通行料が払えず追い返されている人や、仕事を求める人などが描かれています。
(公家の行列に荷物持ちなどで雇ってもらって、関所を通してもらうんですって。通行料を支払ってくれる公家にも『徳を積む』というメリットがあったとか。まさにWin-Winの関係!( ´▽`))

今もこの辺りは、井関(いせき)、川関(かわせき)と「関」のついた地名が残っており、関所があった名残だといわれています。

さてさて、那智勝浦といえば、世界遺産、まぐろ、そして温泉(*´ω`*)
今日お見せしたいのはこちら! 道端に湧いている温泉です!
川関の県道沿いにあります。

豚の温泉

県道のカーブ沿いにあるので「カーブの温泉」「曲がり口の温泉」
昔すぐ裏手に養豚場があったので「豚の温泉」
犬のシャンプーによく利用されるので「犬の温泉」
……など、私が知っているだけでも複数の名前がありますが、正式名称は不明です( ´▽`)
ちなみに私は「豚の温泉」派です♪

この温泉、2010年にTV番組の「ナニコレ珍百景」に「恥ずかしすぎる露天風呂」としてノミネートされたことがあります。
(残念ながら登録はされませんでした(´・ω・`)
番組では『地元の人が犬を洗うために、温泉をひいてシンクを設置したものなのだそう(TV朝日の公式サイトより)』と紹介されましたが、犬が洗われるようになったのはここ20年ぐらいの話で、温泉自体は50年以上前から湧いています。
地元の人が洗濯に使ったり、お風呂に使うのにタンクに汲んだり……私も子供の頃は、毎週土曜の午後は上履きを洗いに行ったものです(*’ω’*)
(お湯なので汚れがよく落ちました)

本当に温泉が湧いているだけで施設がある訳ではないのですが、県道沿いの通り道ですので、ちょっと車を停めて見てみてください(*´ω`*)

◆◆◆カーブの温泉/曲がり口の温泉/豚の温泉/犬の温泉
場所:JR那智駅から那智山方面へ 県道46号線沿い
かつうら御苑からの所要時間:お車で5分程度